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ゲストハウス事業に参入、第1弾を16年秋にオープン/近鉄不動産

ゲストハウスの完成イメージ

 近鉄不動産(株)は15日、ゲストハウス事業へ参入すると発表した。その第1弾を、大阪市との協定で同社が管理運営を行なっている天王寺公園「てんしば」エリア内にオープンする。

 同社は、15年10月1日にリニューアルオープンした「てんしば」で、芝生広場を中心に商業、飲食施設を運営するほか、多様なイベントを提供している。今後さらに増加傾向にある訪日外国人客の来場を促すべく、幅広い利用が期待できるゲストハウスを園内に設けることで、国際観光拠点としての機能を強化を図る。

 ゲストハウスは鉄骨造地上3階建ての複合棟の一部。総ベッド数は70。多言語対応可能なスタッフを配し、キッチンを併設した交流スペースを設ける。宿泊室は4~8人収容のドミトリー形式(バルコニー付き)で、シャワールーム、ランドリー等も設置する。

 また複合棟には、インフォメーションボード等を設置した国際観光案内所や収容人数約40人のバス待合室も設置する。オープンは16年秋を予定。


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