ピタットハウスネットワーク(株)は19日、ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)にて、同社フランチャイズ加盟店向けの2016年度 経営方針説明会を開催。過去最多となる約400人が参加した。
昨年度は、契約ベースで加盟店舗数550店舗となり、全都道府県を網羅した。賃貸仲介事業では、法人送客を強化し社宅代行企業数は237社となった。
今年度の事業計画では、「人材育成」に注力。通常の研修を昨年比10%増で展開していくほか、新たに財務から店舗経営を見直す研修や自然等と触れ合う体験研修の実施など、その内容を充実化する。
1月に創設した福利厚生を中心とした加盟店向けサポートシステム「PITAT CLUB」の充実により人材獲得や定着を図る。また、同システムにおいて、賃貸住宅設備の共同仕入れの実施など、各事業での協力関係強化が図れるように内容を拡大する方針。
20万都市での未加盟エリアなどを中心に加盟促進を図り、加盟店舗数600店舗達成を目指す。
同社代表取締役の河野一孝氏は「スターツグループでは、創業当時よりお客さまが喜ぶ、信頼できる会社になることを目指し、会社を繁栄していくためにも社員の生活向上が重要であるとしてきた。人材育成を中心としたサービスを提供することで、加盟店各社が地域で選ばれる店舗になるようサポートしていきたい」と述べた。
併せて、同社イメージキャラクターである水野真紀さんも登檀し、15年度の接客コンテスト入賞者や個人・店舗での優秀成績者等に向けた表彰式を開催したほか、先進的な事業を展開する加盟店の事例発表、(株)スターツ総合研究所による昨今の不動産市況の発表なども行なった。