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「次世代郊外のまちづくり」実行計画を策定/横浜市、東急電鉄

 横浜市と東京急行電鉄(株)は28日、次世代郊外まちづくりに関するビジョン「リーディング・プロジェクト(2016)」を策定した。

 両者は12年4月に「次世代郊外のまちづくり」の推進に関して協定を締結。これに基づいて13年に基本構想を発表、その実行計画として毎年「リーディング・プロジェクト」を策定している。16年は協定の最終年度にあたる。

 16年のリーディング・プロジェクトは、「地域のエリアマネジメント・エネルギーマネジメントに向けた仕組みづくり」「まちぐるみの保育・子育てネットワークづくり」「“コミュニティ・リビング”モデルプロジェクトの推進」など6つの実行計画を策定した。

 「地域のエリアマネジメント・エネルギーマネジメントに向けた仕組みづくり」では、地域におけるさまざまな組織・グループが協力してまちづくりに取り組めるよう、活動のネットワーク化を進めるほか、自立分散型エネルギー拠点の整備を検討して既成市街地でのスマートコミュニティ形成を図る。

 このほか、徒歩生活圏内での住民交流や医療・介護、子育て支援、就労といった都市機能の整備を図るための拠点づくりや、周辺商店街と連携したまちの活性化の推進なども盛り込んでいる。


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