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首都圏中古マンション、成約件数2ヵ月連続のマイナス/東日本レインズ調査

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、2016年6月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は3,069件(前年同月比1.4%減)と、2ヵ月連続の減少。都県別では、東京都が1,583件(同0.3%増)とわずかに増加。千葉県も407件(同3.8%増)となったが、埼玉県は350件(同3.3%減)、神奈川県729件(同6.7%減)とそれぞれ減少した。

 1平方メートル当たりの成約単価は47万7,700円(同5.4%上昇)となり、13年1月以降42ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 新規登録件数は1万5,749件(同5.4%増)。18ヵ月連続の増加となったが、10ヵ月ぶりに伸び率は1ケタ台となった。在庫件数は4万1,253件(同19.8%増)と、13ヵ月連続増。10ヵ月連続の2ケタ増となった。

 一方、中古戸建ての成約件数は1,131件(同0.9%減)と9ヵ月ぶりの減少。平均成約価格は2,921万円(同3.9%下落)となった。


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