不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏中古マンション成約件数、5四半期連続の増加/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構は19日、2016年4~6月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同期の首都圏中古マンション成約件数は9,364件(前年同期比4.9%増)と5四半期連続で前年同期を上回った。都道府県別では、東京都4,739件(同7.5%増)、埼玉県1,136件(同4.4%増)、千葉県1,126件(同0.7%増)、神奈川県2,363件(同2.1%増)。

 成約単価は、1平方メートル平均47万700円(同4.4%上昇)と12四半期連続で上昇した。成約物件価格は、2,973万円(同3.3%上昇)で13四半期連続の上昇。成約物件の平均専有面積は63.17平方メートル(同1.1%減)と減少した。成約件数の平均築年数は20.59年(同0.40年増)。新規登録件数は4万8,391件(同11.9%増)だった。

 また、中古戸建住宅の成約件数は3,434件(同8.7%増)と5四半期連続の増加。成約平均価格は2,960万(同1.1%下落)と、2四半期連続の下落となった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら