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ソリューション事業の全国展開を加速/毎日コムネット

 (株)毎日コムネットは26日、2016年5月期決算説明会を開催した。

 当期(15年6月1日~16年5月31日)の、連結売上高は135億7,600万円(前期比11.8%増)、営業利益は15億1,000万円(同10.3%増)、経常利益は14億1,900万円(同10.2%増)、当期純利益は8億8,400万円(同7.9%増)となり、売上高、利益とも目標値を達成。経常利益と当期純利益は過去最高となった。

 主力の不動産ソリューション事業については、不動産デベロップメント部門において、1棟を売却、新規サブリース物件を3棟オープン。また、不動産マネジメント部門においては、総管理戸数192棟8,456戸(前期末時点より245戸増)となり、4月時点の入居率は11年連続で100%を達成した。

 次期については、不動産ソリューション事業を中心に事業を推進。大学との連携による学生寮の開発に注力するとともに、全国展開への取り組みを加速。自社所有物件として「京都計画」と「広島計画」が、サブリース物件として「京都鞍馬口計画」が17年春にオープンする予定で、連結売上高146億円、営業利益15億3,200万円、経常利益14億5,000万円、当期純利益9億4,000万円を見込んでる。

 決算説明会において、同社代表取締役社長の伊藤 守氏は「少子化ではあるものの、首都圏の大学生数は安定的に推移していく見込み。将来にわたって学生を集める大学の近くで開発していきたい。また、大学からの国際学生寮についての問い合わせも多く、こうした要望にも対応していきたい」と話した。


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