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新築戸建ての成約価格、8ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける6月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て7,890件、中古マンション957件、成約件数が新築戸建て1,637件、中古マンション631件。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,455万円(前年同月比3.3%上昇)、成約価格は3,418万円(同1.9%上昇)となり、いずれも8ヵ月連続のプラスとなった。東京23区では初めて5,000万円を超え、現算出基準(09年1月~)での最高値を2ヵ月連続で更新した。また、神奈川県は同12ヵ月連続、埼玉県は同7ヵ月連続で上昇し、千葉県は再び上昇となるも、東京都下では同5ヵ月ぶりに下落に転じている。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,643万円(同7.1%上昇)で16ヵ月連続のプラス。成約価格は2,551万円(同8.0%上昇)と、3ヵ月連続のプラスとなった。東京23区で高額物件の占める割合が上昇していることが要因で、億ションの成約は前月に比べ減少した。

 また、成約価格の首都圏平均は13ヵ月連続で登録価格の平均を下回り、1平方メートル当たりの成約価格は45万3,200円(同7.7%上昇)と、5ヵ月連続のプラスとなった。


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