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「健都」マンションプロジェクトで、国立循環器病センターと連携した健康サービス提供/近鉄不動産他

ウェアラブル端末を利用して入居者の日々の健康を見守る先端システム

 近鉄不動産(株)、大和ハウス工業(株)、名鉄不動産(株)は12日、国立循環器病研究センターと連携協定を締結。3社が建設を進める「(仮称)吹田操車場跡地『健都(北大阪健康医療都市の愛称)』マンションプロジェクト」(大阪府摂津市、総戸数824戸)の入居者を対象に、「(仮称)健康管理システム」と「高度循環器ドックの受診権付与」を提供していく。

 「(仮称)健康管理システム」では、ウェアラブル端末等を用いて入手した入居者の血圧・体重・活動量等のバイタルデータを同センターが確認。入居者ごとのデータに基づいた目標設定および目標達成状況、バイタルデータの異常に対する健康アドバイス、受診アドバイスを随時、入居者宅のテレビを通して発信する。
 また、「高度循環器ドックの受診」では、同センターの先端医療機器や最新の検査法を駆使し、心臓や脳、全身の血管をトータルで観察し、専門医による診断と説明、受診後のフォローを実施。
 入居者に対する循環器疾患予防を中心としたセミナー・講演等の実施や、マンション内の健康増進施設・設備の設置および監修も行なう。

 同物件は、JR東海道本線「岸辺」駅徒歩7分に位置。敷地面積1万9,807.49平方メートル、延床面積7万3,420.87平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階建て(I工区)、鉄筋コンクリート造地上20階建て(II・III工区)。専有面積は61.08~94.77平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。販売開始時期・販売価格は未定、竣工は2018年2月(I工区)以降順次。


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