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経営コンサル会社を設立。FC事業、中古売買リノベとともに推進/クラスコ

「FC、経営コンサル、中古売買リノベの3本柱を推進していく」と抱負を述べた小村氏

 金沢市で賃貸住宅1万4,000戸超を管理する(株)クラスコ代表取締役の小村典弘氏は23日、当社のインタビューに応じ、新規事業立ち上げや今後の事業戦略等について明らかにした。

 同社は、2009年から展開しているリノベーションFC事業(リノッタ)で、これまでに約1,600戸の賃貸住宅を改修。稼働率は100%を維持しており、FC加盟店は現在51社・320店舗にまで拡大している。

 このほど、経営コンサルティング会社「(株)クラスココンサルファーム」を新規に設立。同社がこれまでに蓄積してきた実務ノウハウや、創業50周年を機に社名とロゴを統一したブランディングの成功事例を基に、宅建事業者向けに経営改善や人材育成、研修の企画・運営、セミナーなどを行なっていく。今期は依頼受託30社を目指す。

 また、中古住宅の売買リノベーション事業を周知・拡大するため、新たに「カウリノ」という名称でブランド展開するとし、「FC、経営コンサル、中古売買リノベの3本柱を推進し、さらなる業績アップを目指したい。社内の教育体制も『e-ラーニング』化することで効率化を図るとともに、個々の弱点を発見して重点的に強化していきたい」などと今後の展開について述べた。


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