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京都国立博物館前に環境配慮・非常時対応型の駐車場/三井不動産リアルティ

 三井不動産リアルティ(株)は10日、環境配慮・非常時対応・地域貢献型駐車場のモデル事業地として「三井のリパーク」京都国立博物館前駐車場(京都市東山区)を開設した。

 京都国立博物館が実施した総合評価落札方式による駐車場運営事業者の公募において、同社が選定されたもの。計62台分の駐車スペース(約1,815平方メートル)を持つ、博物館に隣接した平面型の駐車場を運営管理する。

 博物館の来館者や観光客など幅広い層の利用を見込み、「タッチパネル式デジタルサイネージ」や「近隣観光MAP看板」を設置。小休憩に適した、座りやすく立ちやすい「ユニバーサルデザインベンチ」も導入した。

 また、コケを利用して大気中のCO2や汚染物質を吸収する「コケ緑化パネル」や「電気自動車充電器」、災害時や停電時にも機能する「ソーラーLED街路灯」などを採用。非常用電源として、防水コンセント2口(最大120W)も用意している。


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