不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東海ブロックが「低コストリフォーム術」をテーマにセミナー開催/日管協

参加者が10チームに分かれて行なった、空室のリフォームプランニング

 (公財)日本賃貸住宅管理協会東海ブロックはこのほど、「空室対策セミナー」を開催。愛知県、岐阜県、三重県、静岡県から36社・80名が参加した。

 第1部では、(株)ハウスメイトパートナーズ東京営業部課長の谷 尚子氏が「ローコストでも魅力UP! 内装コーディネイト術」をテーマに講演。管理担当時代の苦労話や、オーナーと一緒に部屋をリフォームした話、気軽に安価で始められる内装のアイディアを披露したほか、「家賃を下げることで空室をなくそうという考えではなく、ただ1組に気に入られるための“一発必中”の部屋づくりをオーナーに提案していくことが空室対策では一番大切」などとアドバイスした。

 第2部は、参加者が10チームに分かれてリフォームのプランニングを実践。実際の空室(1K)をモチーフにターゲットを選択し、アクセントクロス・床材・照明器具をコーディネートした。

 同ブロックレディース委員長の校條 友紀子氏は、「賃貸マンション市場は、完全に供給過多・借り手優位の時代。ひと昔前は問題なく入居が決まっていた賃貸物件の空室をどうやって埋めていくか。これが賃貸管理現場の大きな課題。何十倍の競争に勝ち抜くための知識を学び、現場で生かしていきたい」などと話した。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら