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2020年1万棟に向け、「地域の住宅総合会社」へ/R+houseが全国大会

会員企業の経営者や営業スタッフなど、約400人が参加した

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は24日、(株)アンビエントホールディングスと共同展開しているビルダー・工務店ネットワーク「R+house」(アールプラスハウス)の全国大会を開催。会員企業の経営者や営業スタッフなど、約400人を集め、本部方針やセールスキャンペーンの表彰などを行なった。

 同ネットワークは、アトリエ建築家のデザインによる、少なくともZEHレベルのUA値を基準にした高気密・高断熱住宅を低コストで供給。2009年10月の加盟店募集開始以来、丸7年となる16年9月時点で、213店舗のネットワークを構築している。16年度の受注棟数は1,250棟の見込み。設計を担当する建築家を約80人に増員、ネットワーク全体で年間2,000棟の受注が可能な体制を構築した。今後17年度には年間3,000棟、さらに20年度には年間1万棟の受注を目指す。

 セールスの表彰は、2015年10月~16年9月の営業成績等で表彰。法人部門では(株)ロジック(熊本市南区、代表取締役:吉安孝幸氏)が5年連続のグランプリを受賞。個人部門では、同社の出田陽介氏がグランプリを受賞した。
 また、竣工物件を対象としたデザインコンテストでは、(株)三成ホーム(栃木県真岡市、代表取締役:細谷 覚氏)が建築家のフジタオサム氏の設計で建築した住宅が大賞を受賞した。

 アンビエントホールディングス代表取締役の藤本 修氏は、「R+houseは過去7年の累計で2,500棟に達した。高気密・高断熱という特徴はいつか追いつかれる。断熱性などの数値の競争は不毛になってきて、差別化にならなくなる。高気密・高断熱住宅は施工が難しく、失敗すると結露など大きなリスクを伴う。また、適切に換気を行なうなど“正しい住まい方”をユーザーに伝えることも必要だ。高気密・高断熱の効果とリスクをきちんと理解し、施工技術をクリアできているということがネットワーク全体で組織的にできていなければならない」と述べた。今後については、適切な換気環境をつくるための室内風量測定の義務化やガイドブックの配布を通じたユーザー意識の向上などに努めていく方針を明らかにした。

 ハイアス・アンド・カンパニー代表取締役の濱村聖一氏は、今後の会員に求める方向性として、「新築戸建てを中心としながら、売買仲介やアフター管理、戸建賃貸など、周辺事業を育てていく時代が始まっている。当社としてもできることはやっていくし、先行投資もしていく。生き残っていくために地域の総合住宅会社にならなければならない」と話した。


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