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「日管協フォーラム2016」、昨年を超える2,272名が来場

昨年を上回る646社・2
236名の来場者が詰めかけ、全講座はほぼ満席となった

 (公財)日本賃貸住宅管理協会は15日、「第4回 日管協フォーラム2016」を、明治記念館(東京都港区)で開催した。

 同協会の各委員会やブロックが、それぞれの活動内容や成果を一堂に発表するもので、全26講座とレディース委員会全国大会、同日設立した「社宅代行サービス事業者協議会」開催の社宅サミットを実施。今年は昨年を上回る、660社・2,272名の来場者が詰めかけた。
 同協会会長の末永照雄氏は、「1年間の活動の集大成として行なっているフォーラムも今年で4回目。年々、認知度が高まり、参加者は右肩上がりで増えている。SNSを活用しての宣伝効果もあった。来年度はさらに質を高め、賃貸管理業界のレベルアップと地位向上につなげたい」などと話した。

 賃貸管理研究会は、基礎知識から調査事項、契約締結までを徹底解説した「管理物件売却完全マニュアル」を提案。「物件の動きや入居者ニーズなど、賃貸市場を誰よりも熟知しているのが管理会社。不動産流動化の波がやってきたとき、売却の仲介をするにふさわしいのはわれわれ管理会社」と、売買仲介のスキルを身に付け実践することの重要性について説明した。また、国際交流研究会は、「激増する東南アジアからの賃貸ユーザーの受け入れ方とは」をテーマにディスカッションを実施した。

 また、「レディース委員会全国大会」では、自由民主党衆議院議員の野田聖子氏が「新しい経済と女性の役割」をテーマに記念講演を実施。「第5回ワーキングウーマン2016」表彰式も行なわれ、全国から選抜された11名の受賞者が表彰された。


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