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9月末のJREIT資産総額、過去最大の15兆2,627億円に/東急不動産調査

 東急不動産(株)は16日、「TOREIT四半期報告」(2016年10月)を発表した。JREIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 16年9月末時点のJREIT資産規模は、物件数3,429件(前期比121件増)。資産総額は、取得金額ベースで15兆2,627億円(同4,950億円増)、鑑定評価ベースで16兆4,767億円(同7,387億円増)と、いずれも過去最大となった。

 期中の取得物件数は132件(同67件増)、取得金額は5,263億円(同1,838億円増)。売却物件数は11件(同14件減)、売却金額は442億円(同260億円減)。取得時鑑定キャップレートは、平均5.1%(同0.4ポイント上昇)だった。

 なお、運用時NOI利回りは平均5.0%(同変化なし)と、過去最低水準を維持した。


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