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福岡市でスマート民泊実証実験へ/インベスターズクラウド

スマート民泊実証実験スキーム

 (株)インベスターズクラウドは1日、子会社の(株)iVacation(東京都港区、代表取締役:大城崇聡氏)が同社運営物件について、福岡市に「民泊サービス」の旅館業法の許可申請を行なったと発表した。

 iVacationは、すでに大田区において、民泊宿泊者にレンタルを行なうIoTデバイス「TATERU Phone」を活用したスマート民泊の実証実験を行なっている。今回の申請は、福岡市の民泊解禁に合わせたもの。

 実証実験では「TATERU Phone」で、チャットコンシェルジュや交通予約、イベントチケット予約などの機能を活用しながら、宿泊先で気になったことや、実際に利用した感想、現場の意見を収集する。収集した検証用データをもとに、「TATERU Phone」と民泊物件のアップデートを行ない、民泊運営の改善につなげていく。

 なお、実証実験は、2008年11月竣工の木造アパート(博多区美野島、対象部屋数1室)で実施。間取り1R+ロフト。広さ23.07平方メートル、宿泊可能人数5名。期間は、17年3月31日まで。


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