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データを集積し会員間での情報共有図る/日本ホームステージング協会

「今後はもっと地方にもホームステージングを広げていきたい」と述べる同協会代表理事の杉之原 冨士子氏
第2回ホームステージコンテストの表彰式の様子

 (一社)日本ホームステージング協会は6日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にてホームステージャー交流会を開催した。

 交流会では、同協会の事務局より1年間の活動報告と今後の活動を説明。2017年2月にはアメリカのIAHSP(International Association of Home Staging Professionals)を訪問。また、ホームページ作成や家具購入などのサポートのほか、ホームステージングに関する各種データを集積し、会員間での情報共有を図っていく方針などが発表された。

 続いて、第1回ホームステージコンテストの最終選考結果の発表と表彰式を実施。応募総数20点の中から一次審査により選出された14点を9月28日~10月1日までLIXILショールームで展示。来場者と法人会員の投票により、グランプリはSalt Staging&Deginの田中正彦氏が受賞した。

 交流会の前に会見した同協会代表理事の杉之原 冨士子氏は、「2月に191名であったホームステージャーが、10ヵ月後には668名と急増した。住宅の中古流通活性化を促す国の後押しもあり、ホームステージングが新たな手法として注目されたことが原因だと考える。当協会の考え方に賛同する法人会員も12社に増えた。今後さらに増えることを期待するとともに、もっと地方にも広めていきたい」などと述べた。


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