不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「IAUDアウォード2016」住宅設備部門で3点受賞/積水ハウス

オリジナルユニットバスBCH-Vベンチスタイル
安全配慮引き込み戸
把手レス収納開き扉

 積水ハウス(株)は、「IAUDアウォード2016」において、「オリジナルユニットバスBCH-Vベンチスタイルの開発」、「安全配慮引き込み戸」、「把手レス収納開き扉」の3点が、「IAUDアウォード 住宅設備部門」を受賞したと発表。

 「IAUDアウォード」とは、国際ユニヴァーサルデザイン協議会が、UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰するもの。

 「オリジナルユニットバスBCH-Vベンチスタイル」は、日本人のさまざまな入浴スタイルに合わせ、座ったままの楽な姿勢でシャワーを浴び、身体を洗える可動式ベンチのあるユニットバス。浴槽に入る際に可動式ベンチに一旦腰掛け、安定した座り姿勢で移動しながら入ることができる。高齢者だけでなく、乳児をベンチに座らせて一緒に入る大人が身体を洗う場合も簡単にできるなど、使い勝手に配慮している。

 室内建具の「安全配慮引き込み戸」は、指挟みの危険性を減らすように設計された引き戸。同社では、引き手の形状や身体の動きの検討を重ねることで、分かりやすいシンプル構造でで手をかけやすく、引き込まれにくい形状を開発。安全性・操作性の向上を図りつつ、コストダウンを実現して戸建住宅の標準仕様とした。

 「把手レス収納開き扉」は、扉の小口形状の工夫によりしっかりと指がかけられ、また、扉の枠が表に出ない「アウトセット納まり」を採用し、意匠性に優れた扉を実現。吊り元側での指挟みを防ぐ空き寸法を設け、ソフトクローズ機能を付加するなど、安全性にも十分配慮している。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら