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サ高住を対象とした私募ファンド、2物件に投資/学研ココファン他

 (株)学研ココファンホールディングス、(一社)環境不動産普及促進機構(Re-Seed機構)、(株)玄海キャピタルマネジメント、(株)日本政策投資銀行(DBJ)が5月に組成した私募ファンド「ココファンド」は26日、学研ココファンが運営するサービス付き高齢者向け住宅2物件に投資を行ない、不動産流動化を実施したと発表。

 第2号案件となった流動化対象物件は、「ココファン柏豊四季台」(千葉県柏市、居室数105室)と「ココファン立川」(東京都立川市、居室数39室)。「ココファン柏豊四季台」は、2014年5月開設。建物面積6,761.82平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階建て。「ココファン立川」は、14年1月開設。建物面積2,055.22平方メートル、鉄骨造地上5階建て。

 学研グループは同ファンド等の活用により、健全な財務体質を維持しながら、継続的にサ高住の開発を行なっていく考え。Re-Seed機構は、耐震・環境性能を有する良質な不動産を形成する事業を促進することにより、地域再生・活性化に資するまちづくりおよび地球温暖化対策を推進。DBJは、優良な高齢者施設・住宅の整備に向けた取り組みを積極的に支援していく。


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