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タイ・バンコクに分譲マンション事業で進出/阪急不動産

共同事業契約調印式の様子

 阪急不動産(株)は26日、タイにおいて、不動産ディベロッパーであるセナ・デベロップメント(本社:バンコク、CEO:シラワット パンニャラクパーク氏、以下、セナ社)と合弁会社を設立したと発表した。設立日は12月5日。

 同本合弁会社は「SENA Hankyu 1 Co.Ltd(セナ・ハンキュウ・ワン)」(代表:ケサラ パンニャラクパーク氏)で、資本金は7,500万タイバーツ(約2億5,000万円)。阪急不動産が49%、セナ社が51%を出資し、今後バンコクにて分譲マンション事業を展開する予定。

 セナ社は、タイ証券取引所に上場するディベロッパーで、バンコクおよびその周辺エリアにおいてミドル層向けの住宅を開発。これまでに約1万1,000戸のマンション供給実績を持つ。またタイで初めて太陽光発電付き住宅など環境に配慮した開発を行なったことで知られている。

 なお、同事業は、阪急不動産にとってベトナム・ホーチミンに続くASEAN2ヵ国目の進出。ホーチミンでのプロジェクトについては、2015年4月に販売を開始した海外初の分譲マンション「フローラ アンダオ」がすでに完売、16年6月に販売を開始した「フジ レジデンス」も順調に進捗しており、11月には「フローラ キキョウ」を発表している。


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