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リビング・オブ・ザ・イヤー2017、エントリースタート/高経協

 高齢者住宅経営者連絡協議会(高経協)は、「リビング・オブ・ザ・イヤー2017」の募集要項を発表した。

 「リビング・オブ・ザ・イヤー」とは、国内の高齢者住宅の中から、高齢者が安全に尊厳ある暮らしができ、スマートハウス化も含めた生活空間、各種サービスで最も優れた高齢者住宅を選定。開発・運営事業者を表彰するイベント。

 運営開始時期やジャンルは問わず、すべての高齢者住宅が対象(過去にファイナリストに選考された実績のあるホームは対象外)で、1法人(グループ企業)全部門1ホームに限りエントリーが可能。

 今回のエントリー部門は「(1)介護看護医療サービス部門(看取り・認知症ケア・介護・看護などで優れた取り組みを行なっている、または医療と密接に連携している)」「(2)地域連携部門(地域包括ケアの実践など、医療・看護とのかかわりを積極的に深め地域の拠点となっている)」「(3)食事サービス部門(食事の提供などに工夫を凝らし、入居者の状態に適した食事を提供している)」「(4)コストパフォーマンス部門(提供するすべてのサービスと、その対価のバランスがとれている)」「(5)イノベーション部門(ITの導入、ロボット介護機器の活用を積極的に行ない、業務改善や介護サービス向上に成果をあげている)」「(6)職員評価部門(職員に対する有効な研修教育の実施、資格取得の奨励など具体的な方法により、サービス改善や定着率向上に成果をあげている)」「(7)入居者の活動と参加部門(日常における活動とホーム内外での参加を支援し、入居者の生活機能の向上に成果をあげている)」「(8)地球環境貢献部門(エネルギー消費削減、エネルギー創出など、地球環境の維持に配慮した取り組みを積極的に行なっている)」の8部門とし、部門間の特色をより鮮明にしている。

 エントリー方法は、エントリーシートに内容を記入し、メール添付、もしくは郵送する。締切は4月3日(当日消印有効)。エントリーフィーは1法人1ホームまで無料。2ホーム目以降は1ホームにつき1万円。

 審査の流れは、1次・2次審査を経て、部門ごとの最優秀賞を選定。10月13日に最終審査となる「公開プレゼン」を実施し、選考委員100名による投票で大賞を決定する。

 エントリーシートやその他詳細についてはホームページを参照。


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