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簡易宿所を手掛ける合弁会社設立/JR西日本、ファーストキャビン

施設のイメージ

 西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)と(株)ファーストキャビンはこのほど、キャビンスタイルの簡易宿所を展開する合弁会社「(株)JR西日本ファーストキャビン」を設立すると発表した。
 
 JR西日本では、中期経営計画において非運輸業である事業創造分野の拡大を目指しており、ホテル事業については駅およびその周辺、ならびに市中における運営を積極的に推進。
 また、ファーストキャビンは、遊休土地・不動産を利活用し、低コスト・短工期で宿泊事業を開始できるビジネスモデルを確立し、“コンパクト&ラグジュアリー”をコンセプトに飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルを展開している。

 今回の合弁会社設立は、昨今の宿泊ニーズの増大や多様化等を受けてのもので、JR西日本グループの広範なネットワークや多様なリソースと、ファーストキャビンのコンパクトホテルのノウハウを活用し、西日本エリアを中心に展開していく。2017年には第一号店のオープンを目指す。

 資本金は9,000万円。出資比率はJR西日本が51%、ファーストキャビンが49%。代表取締役社長には、現ファーストキャビン代表取締役社長の来海忠男氏が就任する。


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