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26年上半期のアジア太平洋地域のホテル投資、過去最高

 JLLは12日、2026年上半期のアジア太平洋地域のホテル投資額について、68億米ドル(前年同期比54%増)と、19年以来の最高水準になったと発表した。

 同社は、日本・中国本土・豪州の3つの市場が、上半期の投資急増をけん引したと分析。日本の投資額は19億米ドル(同75%増)と地域をリード。中国本土の取引額は15億米ドル(同224%増)と大幅に伸長し、豪州は取引額9億100万米ドル(同38%増)だった。

 上半期において最も活発だった買い手はディベロッパーで、全体の22%を占めた。次いでファンドマネージャーが19%、富裕層の個人投資家およびファミリーオフィスが5%。アジア太平洋地域のホテル投資は依然として国内資本が主流だが、日本、豪州・ニュージーランド、韓国ではクロスボーダー投資家の存在感が高まり、特にファンドマネージャーがけん引役となった。

 26年1~5月のホテル運営実績を見ると、アジア太平洋地域全体でRevPAR(販売可能客室数1日当たりの売上高)は、米ドルベースで平均6%以上上昇。特に豪州・オセアニアおよび東南アジアでは、ADR(平均客室単価)が大幅に上昇した。国別では、ベトナムが2桁のRevPAR成長でトップ。以下、韓国、ニュージーランド、インドが続いた。

 国際観光客数では、アジア太平洋地域は26年第1四半期に前年比3%成長を記録。オセアニアは9%、北東アジアは5%増加した。全体の到着数はパンデミック前の水準(19年第1四半期)を11%下回っているものの、観光客数の底堅い回復と安定したRevPARの成長が、地域全体のホテル投資を下支えしている。


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