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平屋住宅シリーズに、シニア向けと子育て世代向けを追加/積水化学

「たのしみの家」外観イメージ
「そだての家」外観イメージ

 積水化学工業(株) 住宅カンパニーは21日より、全国(沖縄・北海道を除く)で平屋住宅「たのしみの家」と「そだての家」を発売する。

 同社は、団塊世代の建替え・住替需要に対応するため、2010年に平屋住宅市場に参入。シニア世代のみならず子育て世代のなどにもニーズが広がっていることから、今回新たに2タイプを追加した。

 「たのしみの家」は、夫婦2人暮らしや子育て期を終えた夫婦(40歳代後半~60歳)を対象に、家で過ごす時間の充実に着目したプラン。2人で時間を楽しめる工夫として、“コーヒーのある生活”をインスタグラムで発信するユニット「cafenoma」とコラボレーションした「おうちカフェ」を提案する。

 また、平屋でありながら、1.5階建ての小屋裏スペースを利用するプランを用意。夫婦2人の時間を大切にしながらも、各自の時間や趣味を楽しめる暮らしを提案していく。さらに大開口を設置し庭との連続性を実現。自然に親しみやすい住空間とする。

 販売価格は、3.3平方メートル当たり67万円(消費税別)~。
  
 「そだての家」は、子育て層をターゲットに“子どもを豊かに育む暮らし”を実現。部屋と部屋、さらに外部空間までつながるプランニングを提案することで、どこにいても家族の気配を感じることができる仕様とした。吹き抜けと大開口を設けることで、自然の情景を日々暮らしに感じられ、子供の好奇心を育み、観察力を高めるなど感性の育成を助ける。また同社オリジナル全室空調システム「快適エアリー」を標準搭載した。

 販売価格は3.3平方メートル当たり75万円(消費税別)~。

 同社は、平屋住宅シリーズ全体で年間1,000棟の販売を目指す。


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