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賃貸事業、建築請負事業ともに順調に推移/レオパレス17年3月期第3四半期決算

 (株)レオパレス21は10日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結売上高は、3,806億3,400万円(前年同期比1.0%増)、営業利益158億200万円(同0.8%減)、経常利益154億6,500万円(同3.2%増)、当期純利益128億5,400万円(同1.5%増)。

 主力の賃貸事業は、壁紙のカスタマイズ、入居者専用サイトのサービス拡充等による長期入居促進、セキュリティシステム設置拡大による女性・法人需要の取り込み強化、外国人契約の拡大のためのサポート体制整備等により、入居率向上による安定的な収益確保を図った。期末の管理戸数は56万7,000戸(前年度末比5,000戸増)、直営店舗数189店(同増減なし)、パートナーズ店舗数117店(同13店減)。売上高は3,103億400万円(前年同期比1.6%増)、営業利益170億7,700万円(同7.6%減)を計上した。

 建築請負事業は、高入居率が見込める都市部へのアパート供給、高品質かつ最先端の戦略商品投入、拡大、商品価格や仕入れルートの見直し等による採算性の向上に取り組んだ。総受注高は663億700万円(同8.7%増)、期末の受注残高は744億7,800万円(同13.9%増)。売上高は499億9,000万円(同2.9%減)、営業利益は19億9,200万円(同132.7%増)となった。

 通期では連結売上高5,280億円、営業利益225億円、経常利益215億円、当期純利益185億円を見込んでいる。


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