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福島・南相馬にメガソーラー建設/住友商事他

 住友商事(株)は13日、ソーラーパワー南相馬・原町(株)を通じ、太陽光発電事業に着手すると発表した。

 同事業は、南相馬市が所有する東日本大震災の被災地(約46ha)に、発電容量32.3MWのメガソーラー発電設備および関連設備を整備する、総事業費約130億円の太陽光発電事業。発電した電力は一般家庭約1万世帯の使用電力量に相当し、固定価格買取制度を活用して小売電気事業者に電気を供給する。
 
 南相馬市は2012年、「南相馬市再生可能エネルギー推進ビジョン」を策定し、30年には市内の消費電力量に対する再生可能エネルギーの導入率をほぼ100%とすることを目指しており、同事業は主要なプロジェクトの一つ。
 
 (株)みずほ銀行をアレンジャーとして組成した金融機関団が、ソーラーパワー南相馬・原町(SPC)への融資を実行し、(株)東芝および大成建設(株)が建設などを行なっていく。

 商業運転開始は18年12月の予定。


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