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福島駅前に全面断熱一体構法を採用のホテル/アパグループ

「アパホテル<福島駅前>」テープカットの様子

 アパグループは1日、「アパホテル<福島駅前>」(福島県福島市、全362室)を開業した。

 カナフレックスコーポレーション(株)と共同開発した全面断熱一体構法「APA ECO UNIT SYSTE」を採用。高強度軽量断熱外壁一体パネルに加え、客室開口部に樹脂サッシLow-E複層ガラス、新開発の高性能遮熱カーテンを導入することで、日射ふく射熱の影響を軽減。断熱性能は、従来の平均熱電動抵抗値比で約1.8倍を達成した。

 建物は、鉄骨造地上14階建て。全客室には50型以上の大型液晶テレビやオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)オリジナルユニットバスを導入するほか、BBCワールドニュースの無料放映、Wi-Fi無料接続など、同社の新都市型ホテルの標準仕様。1階には飲食施設が入居する。

 開業式典で挨拶した同グループ代表の元谷外志雄氏は「同ホテルは福島復興の起爆剤となることを期待している。今後の案件においても今回の新工法を踏まえた設計を行なっており、環境対応を一層高めたホテルを順次増やしていきたい」と述べた。


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