森トラスト（株）は9日、同社グループ社員約300名および関連施設が参加した総合震災訓練を実施した。
平日の早朝、震度6の地震発生、丸の内トラストシティにおいて帰宅困難者が発生した事態を想定。社員・家族用緊急連絡システムの活用や、インバウンド増加によりニーズが高まっている外国人向けの多言語対応を行なった。
また、虎ノ門2丁目タワー（同社の本社）と仙台・大阪のビルをテレビ電話等でつないでの情報共有や、帰宅困難者受け入れビル4棟（京橋トラストタワー他）における震災井戸や仮設トイレ等の設営訓練、都内幹線道路沿い10施設においての通信機器充電スポットの設営訓練など、全国各所での広域連携も図った。