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県産材を使用。奈良で和風戸建てをリノベーション/近鉄不動産

リノベーション後の外観
奈良県地域認証材に認定された杉を使用

 近鉄不動産(株)は、同社初の中古住宅買取再販事業において初めて和風戸建てをリノベーション。18日より販売する。

 同物件は、1981年に同社が分譲した松陽台住宅地(奈良県奈良市)に所在。近鉄けいはんな線「学研北生駒」駅徒歩23分、近鉄奈良線「学園前」駅バス15分に位置する。

 敷地面積約220平方メートル、延床面積約132平方メートル。一次取得者層を意識し、洋風にリノベーション。リビングの一部の壁には奈良県地域認証材の杉を使用し、見た目だけでなく香りによるリラックス効果を得られる空間とした。価格は3,680万円(税込み)。

 また、同社のインスペクターによる建物診断を実施。必要な修繕工事を実施し、耐震診断に基づく耐震補強工事を行なった。さらに同社のアフターサービスおよび既存住宅売買瑕疵担保責任保険を付与する。
 
 同社では、過去に手掛けた住宅を再生・販売し新たな居住者を住宅地に呼び込むことで、空き家対策などの地域貢献につなげていきたいとしている。


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