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6月以降隔月で研究発表/HEAD・不動産マネTF

新委員長に就任する橋本氏

 (一社)HEAD研究会の不動産マネジメントタスクフォース(TF)は28日、総会を開催した。

 今回、委員長が交代。2012年のTF立ち上げ時から委員長を務めてきた西島 昭氏((株)市萬代表取締役)が勇退し、橋本樹宜氏(協栄ソフトエンジニアリング(株)代表取締役)が17年度から就任することが決まった。西島氏は同TFの顧問となる。

 西島氏は「当初、6人のメンバーと学生で構成していた当TFが、今では法人会員10社、個人会員50人という、HEAD研究会の中でも最も大きなTFに成長した。今後も会員それぞれがTFに主体的に関わっていく風土づくりを行ない、“不動産に関わる人を幸せにする”という当TFのミッションを実現してもらいたい」と挨拶。

 次年度より委員長となる橋本氏は今後の事業計画を紹介。10人の副委員長を置き、それぞれが研究テーマをベースにした分科会を設置、会員が研究に参加していく。研究成果を発表する場として、6月以降隔月でフォーラムを開催する。6月の第1回フォーラムでは、上野典行副委員長(プリンシプル住まい総研所長)が「全国の空室対策研究」をテーマとして研究発表する。

 橋本氏は「このTFを“不動産の知の殿堂”にしていきたい。毎回、ここに来れば最先端の取り組みを行なっている人に会い、最先端の情報が学べる。そうしていくことで、すごい人材が出てくる“梁山泊”のような存在になるのではないか」と今後の抱負を述べた。

前委員長の西島氏


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