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東名阪の不動産会社を統合/積水化学

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは4月1日、東京、名古屋、大阪のセキスイハイム不動産3社を統合し、「セキスイハイム不動産株式会社」(東京都台東区、眞田元清氏)として運営を一元化する。

 同社では、住宅建築請負事業、リフォーム工事請負事業に続く第3のコア事業とすることを目的に、2017年1月にフロンティア事業統括部を設けるなど、賃貸住宅管理を中心とする不動産事業の強化育成を図っている。今回、その一環として、三大都市圏を対象として、賃貸管理、不動産仲介を強化するのが狙い。

 統合後は、従来、セキスイハイムの賃貸住宅を中心に実施していた管理事業において、一般のマンションなどの管理も積極的に実施。対象を拡大することで管理戸数の増大を図る。なお、16年度の3社合計の賃貸管理戸数は2万9,300戸。

 また、女性・高齢者向けに、防犯や見守り機能など付加した賃貸物件を新築、あるいは既築物件を改装することで供給拡大を目指す。

 さらにセキスイハイムの既存住宅流通はもとより、オーナーの資産の相続対策についても地域の弁護士・税理士と連携しサポートしていく。


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