(株)アーバネットコーポレーションは6日、2026年6月期決算(連結)を発表した。
当期(25年7月1日~26年6月30日)は、売上高393億9,400万円(前期比16.1%増)、営業利益41億4,700万円(同19.1%増)、経常利益31億3,500万円(同12.5%増)、当期純利益21億2,900万円(同15.1%増)。4期連続の増収増益で、売上高、全利益項目ともに過去最高を更新した。好業績を受け、期末配当金を1株当たり13円(当初予定比2円増、年間配当金24円)とした。
不動産開発販売において、投資用ワンルームマンション、戸建、アパート、タウンハウス等593戸および用地15件を売却し、売上高380億2,500万円(前期比18.2%増)を計上。不動産仕入販売や不動産賃貸仲介などを含めた不動産事業の売上高は391億5,700万円(同16.2%増)、セグメント利益59億900万円(同17.7%増)となった。ホテル事業では、「ホテルアジール東京蒲田」(東京都大田区)の宿泊料等により、売上高2億3,700万円(同0.4%減)、セグメント利益3,900万円(同14.5%増)となった。
主力の都市型賃貸マンションの販売が計画通りに進捗。一般ユーザー向けにタウンハウス等を販売する(株)ケーナインが売上高87億円(同42.9%増)、営業利益9億円(同42.6%増)と好調で、連結業績を牽引した。中期経営計画における27年3月期の営業利益目標(40億円)を1年前倒しで達成した。
今後は、ホテル開発や高齢者施設開発へ新たな成長エンジンとして注力。ホテル事業については、軽井沢のタイムシェア別荘の販売を開始したほか、ニセコ・長崎でホテル開発を準備中。「ニセコについては、国内富裕層に加え、海外富裕層もターゲットに販売していく方針」(代表取締役会長兼CEO・服部信治氏)。中期経営計画の各種指標については、事業環境の変化も踏まえ、27年2月にもアップデートする予定。
次期は、売上高435億円、営業利益42億円、経常利益31億5,000万円、当期純利益21億5,000万円を見込む。