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ケイアイスター不動産(株)が、郊外を中心に展開している「中古住宅再生事業」(買取再販事業)が軌道に乗ってきた。グループ会社のケイアイエポックメイキング(株)が中心となって展開しているもの。事業開始から約1年半で、店舗網を24店まで拡大。世帯年収の限られた若年ファミリー層や単身者、住み替えを志向するシニア夫婦などが無理なく買える「アフォーダブル住宅」として拡販を進めている。
既存住宅の買い取りからリフォーム、販売、アフターまでを自社一貫で展開。築30年前後、新耐震基準の既存戸建住宅にターゲットを絞り仕入れ、リフォーム部位を限定するなどして、平均販売価格を1,700万円前後に抑える。
本社のある埼玉県に隣接する栃木県では、宇都宮と小山に拠点を開設。それぞれ、常時40件の在庫を確保し、販売している。一般的な流通物件だけでなく、相続を経て空き家状態になっている物件、任意売却中の物件なども含め、工事部隊が主要構造部位を確認したうえで仕入れる。車通勤・通学が普通のエリアのため交通便は意識しないが、車2台の駐車スペースを確保できる土地があることは必須。新築相場は2,000万円台後半のエリアで、建物を1,000万円以下で仕入れ、600万~800万円のリフォームを行ない、新築より1,000万円以上安い価格で販売する。
主要なリフォームは、玄関扉と水回り設備交換、クロス張替え、外壁塗装、屋根清掃、和室から洋室への変更、庭の植栽伐採など。性能向上リフォームなど、過度な改修はしない。雨漏りや蟻害があった場合はそれぞれ補修を行ない、他のリフォーム部位を少なくするなどして予算内に収める。購入客の要望に合わせて追加リフォームにも対応する。
リフォーム前提で仕入れるが、そのまま住みたい、他の業者を使いたい、DIYしたいといった顧客には現状渡しでの販売も行なっている。全体の3~4割はリフォーム未実施での販売。小山市は実需メインだが、国際的観光地の日光が近い宇都宮市では、個人投資家や民泊事業者の引き合いも多い。仕入れからリフォーム、販売までの事業期間は170日と設定。今後は、仕入れの強化と回転率を上げることで、両支店合わせ常時100件の販売在庫を確保。リフォーム済み物件の販売比率も上げ、現状2割程度の利益率を高めていく方針。
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