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ベンチャー企業を対象にビジネスコンテスト

 東京急行電鉄(株)は、ベンチャー企業を対象に第3期「東急アクセラレートプログラム」を、18日から開始する。

 東急沿線の生活利便性を高める新たなサービスの創出と、渋谷を中心としたベンチャー企業の持続的な成長を支えるエコシステムの構築により、渋谷をグローバルなイノベーション拠点とすることが目的。

 法人設立からおおよそ5年以内のベンチャー企業が対象。「交通」「不動産」「生活サービス」「Iot ・スマートホーム」など10事業領域を中心に、沿線の生活利便性を高めるサービスやプロダクトを募集するビジネスコンテストを実施。審査を通過した企業は、東急線沿線に集積する東急グループの広告媒体や施設、顧客基盤、営業網、(株)東急総合研究所の各種調査データなどを利用したテストマーケティングに加え、同社との業務提携も検討する。過去2回のコンテストには、212社から応募があり、受賞企業など7社と11件のテストマーケティングを実施し、3件の業務提供および出資を完了している。

 第3期は、18日よりビジネスプランの応募を開始。6月の書類選考を経て、7~8月に一次プレゼンテーション、10月に最終プレゼンテーションを行ない11月以降にテストマーケティング・業務提携等の検討をする予定。副賞は東急賞が109万円、渋谷賞が42万8,000円、二子玉川賞が25万円、New York賞が同社のサテライトシェアオフィス「New York」1年間の使用権利の付与。

 18日に、同プログラムの説明会および名刺交換会を渋谷ヒカリエ8階「COURT」にて開催。運営事務局と直接ディスカッションをする場も設ける予定。詳細は同プログラムホームページを参照。


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