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三井不、ワシントンで初の賃貸事業

賃貸住宅「(仮称)4000ノースフェアファックスドライブ」外観イメージパース

 三井不動産(株)は、アメリカ子会社「Mitsui Fudosan America,lnc.」(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield)を通じた、ワシントンDC圏域での賃貸住宅「(仮称)4000ノースフェアファックスドライブ」(総戸数約330戸予定)の事業決定を発表した。アメリカで5つ目の賃貸住宅事業となり、ワシントンDC圏域ではグループ初となる。

 計画地はDC中心部まで地下鉄で約15分に立地。地下鉄オレンジ/シルバーライン「ボールストン」駅徒歩3分と交通利便性に優れ、成熟した住宅地に位置する。地上22階地下5階建て、敷地面積約2,400平方メートル、延床面積約4万2,000平方メートル。

 DC中心部やIT・コンサル企業が多く在籍するダレスコリドーに勤務するビジネスプロフェッショナル、政府関係機関勤務者などをターゲットとする。

 ジム、ラウンジ、テラス、屋外プール等の豊富なアメニティを設置予定で、ハイグレードな仕様を備えた物件とする。同エリアでは、希少な高層賃貸住宅となる予定。

 共同事業者の「Jefferson Apartment Group」は、ワシントンDC圏域を中心に東海岸主要都市において、豊富な開発・運営実績を有する住宅専業ディベロッパー。

 同社グループは、海外事業を成長分野の一つに位置付け、アメリカではオフィス、賃貸住宅など複数の用途の開発事業に取り組んでいる。商品ラインナップを拡充させ、今後もさらなる事業機会の獲得を目指す。

 竣工は2020年の予定。


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