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「国際競争力を持つ都市へ」/東京ビル協会総会

 (一社)東京ビルヂング協会は26日、第48回定時総会を日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)で開催した。

 総会では、髙木 茂会長が挨拶に立ち、「オフィスビルは企業の知的生産を支える経済インフラとしての機能だけではなく、魅力ある都市の景観や都市機能を支える都市インフラの役割も担っている。東京五輪に向け、高度な防災機能を備えた、国際競争力を持つ都市へと変わっていく必要がある」と述べた。

 2017年度の事業計画では、既存建築物の耐震改修投資促進を目的とする固定資産税の特例措置の延長や都市再生促進税制の延長などの税制要望や、既存事業用超構想建築物等の長周期地震動対策としての診断・補強に対する支援制度の創設要望などを含めた政策活動を掲げた。その他調査・研究活動や国際交流活動、組織活動などを盛り込んだ。

 また役員改選が行なわれ、副会長に種橋牧夫氏(東京建物(株)代表取締役会長)が新たに就任。理事には岸本將裕氏(泉吉(株)取締役)、牧 貞夫氏(エヌ・ティ・ティ都市開発(株)代表取締役社長)、太古伸幸氏(東宝(株)常務取締役)、湯浅哲生氏(三菱地所(株)執行役常務)、四倉榮一氏((株)四倉材木店取締役社長)が就任した。


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