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販売減で減収/ヒューリック17年12月期1Q

 ヒューリック(株)は28日、2017年12月期第1四半期決算を発表した。

 当期(17年1月1日~3月31日)は連結売上高400億8,200万円(前年同期比29.3%減)、営業利益112億4,800万円(同19.1%減)、経常利益102億5,700万円(同23.7%減)、当期純利益68億2,600万円(同31.8%減)。

 主力の不動産事業は、期中、「ヒューリック小石川ビル」(東京都文京区)、「ヒューリック南青山ビル」(東京都港区)、ヒューリック心斎橋」(大阪市中央区)などを取得。また販売用不動産として、「西新宿大京ビル」(東京都新宿区)、三菱重工横浜ビル(横浜市西区)などを取得する一方、「ヒューリック東日本橋ビル」、「ヒューリック大森」などを売却。建替え事業では、「ヒューリック調布」が竣工するなど、竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加があったが、販売用不動産の売却減少で、セグメントの営業収益は319億900万円(同34.3%減)、営業利益は123億3,900万円(同18.0%減)にとどまった。

 通期では、営業収益は販売用不動産の売買動向が大きく影響するため、現状では予測が困難であるとし記載なし。営業利益は600億円、経常利益は570億円を見込んでいる。


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