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苫小牧にバイオマス発電所

「苫小牧バイオマス発電所」外観

 住友林業(株)は、「苫小牧バイオマス発電所」(北海道苫小牧市)が、4月28日から営業開始したと発表した。

 事業主体は、住友林業、三井物産(株)、(株)イワクラ、北海道ガス(株)の共同出資会社である苫小牧バイオマス発電(株)。

 発電規模は約5.9MWで、年間発電量は約4,000万kWh(一般家庭約1万世帯分の年間使用量)、北海道ガスが全電力を買い取る再生可能エネルギー固定価格買取制度を導入する。
 同社グループは、1917年より道内の山林を経営しており、同発電所においても、燃料となる木質チップは道内の林地未利用材のみを使用、地産地消のエネルギー事業とする。

 今回の発電所開設で、同社のバイオマス発電所は国内で3拠点体制に。今後も再生可能エネルギーの発電事業を拡大し、19年3月までに200MW規模とする方針。


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