積水ハウス（株）は、2016年度におけるZEHの販売実績が74％となり、目標の71％と上回ったと発表した。
同社は、政府の「2020年までにZEHを標準的な新築住宅とする」方針を受け、13年からZEHである「グリーンファーストゼロ」の販売を開始。累積販売棟数は2万8,195棟（17年3月末現在）となり、日本最大ZEH販売実績となる。
建物と庭が一体となり、庭を楽しむ暮らしを実現するため、高性能、超高断熱な窓を採用。住宅は敷地条件やライフスタイルにより、間取りや建物形状が決められるべきとの考えから、屋根形状に左右されない瓦型太陽電池や燃料電池を組み合わせ、ZEH化できない条件を減らしている。
95支店（賃貸住宅支店を除く）のうち、27支店ではすでに20年目標のZEH比率80％を超え、さらにZEH比率90％を超える支店が6支店となった。