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2040年代の東京都像、意見募集を開始

 東京都は19日、「都市づくりのグランドデザイン(素案)」を公表。意見募集を開始した。

 2016年9月の東京都都市計画審議会の答申「2040年代の東京の都市像とその実現に向けた道筋について」を踏まえ、40年代に目指すべき東京の都市の姿とその実現に向けた基本方針と具体的な方策を示した行政計画。

 40年代の東京都像として、「世界の人々の往来が活発化、東京は世界有数の国際都市としての地位を確立」「高齢者は健康寿命が伸び社会で幅広く活躍、子育て世代は安定して仕事と育児を両立」などを挙げた。
 その上で、都市づくりの目標を「活力とゆとりのある高度成熟都市」に設定。東京圏で都市機能が集積する要を「広域拠点」と位置付けるほか、主要駅周辺を地域の拠点などに設定する。また、都内を「中枢広域拠点域」「新都市生活創造域」「多摩広域拠点域」「自然環境地域」の4区分に再編していく。

 意見募集を踏まえ最終案としてとりまとめ、17年夏をめどに策定・公表する予定。


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