(一社)大阪府宅地建物取引業協会は26日、ヒルトン大阪(大阪市北区)で2017年度総会を開催した。総会後の懇親会には、国会議員、大阪市会議員などの来賓や、宅建協会関係者など340名が参加した。
懇親会の冒頭挨拶した同協会会長の阪井一仁氏は「当協会は今年、創立60周年の節目を迎えた。これを機に、これからの10年を見据えたビジョンを作り、“公正で健全な不動産取引を通じ、幸せなまちづくりを実現するとともに、人と住まい、地域をつなぐ懸け橋となる”ことを宣言した。今年度事業計画にも盛り込み、活動を開始していく」と抱負を述べた。
また「大阪府も空き家が60万戸に達しており、空き家の属性に応じた提案ができるプロフェッショナルを育成する必要がある。そこで、新たな資格制度として『空き家活用塾』を立ち上げた。府とも連携し、資格者を通じて質の高い空き家活用提案をしていく」とした。