柏の葉アーバンデザインセンターと柏市、三井不動産（株）が共同出運営する「柏の葉アーバンデザインセンター（UDCK）」が日本都市計画学会の「2016年度 石川賞」を受賞した。
UDCKは、千葉県柏市北部のつくばエクスプレスの沿線エリア「柏の葉地区」における公・民・学が連携したまちづくり拠点として2006年に開設。同地区での土地区画整理事業により新たなまちづくりが進展する中、UDCKは、同地区のまちづくり構想である“柏の葉国際キャンパスタウン構想”に基づき、緑豊かで質の高い都市空間を実現するため、駅前などの拠点的な公共空間の高質化と、地区内の民間建築物の景観誘導の2つの機能を軸に、関連事業の計画策定の支援、デザイン調整、事業後の公共空間のマネジメントなどを担っている。
今回の授賞は、「公・民・学というさまざまなセクターのプレーヤーが協働し、都市デザイン・マネジメントの組織を形成し、実際の空間デザインとマネジメントを進めてきた先進的な取り組み」であることなどが評価されたもの。