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羽田空港内にレンタルオフィス/リージャス

「リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナルビル」内の
コワーキングスペース

 日本リージャス(株)は、レンタルオフィス「リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナル」を開設。6日にプレス向け内覧会を行なった。

 同社は、世界でレンタルオフィスを運営しているリージャスグループの日本法人。全国のオフィスビル等で「リージャス」ブランドのレンタルオフィスなどを運営しており、「リージャスエクスプレス」ブランドは、駅や空港など交通施設に開設するレンタルオフィスとして、2年ほど前から世界で運営を開始している。日本では2016年4月に関西国際空港で、17年2月に阪急沿線で3ヵ所開設し、今回が5拠点目となる。

 施設は羽田空港第1ターミナルビルの商業スペース「マーケットプレイス」の5階に設置。同ビルを管理運営する日本空港ビルディング(株)では、同フロアにビジネスパーソンをターゲットとした複合商業施設を開発するプロジェクトを進めており、今回のオープンは同プロジェクトの第1フェーズとなる。約490平方メートルの面積にオフィス37室、ワークステーション87席を用意。会議室も5部屋設置したほか、高速インターネット回線やWi-Fiなども完備している。

 大手企業のサテライトオフィスや航空・旅行・観光関連業の羽田空港オフィス、空港出展企業のオフィスといった用途での利用を想定。全国・世界から羽田空港に集合しての社内会議、研修、採用面接といった多様な使い方を提案する。店内には羽田空港発着便の時刻表も掲示しており、待ち時間を有効活用できる。

 すでに想定を超える引き合いがあるという。

 同社代表取締役カントリーマネージャーの西岡真吾氏は、「オフィス街ではなく、交通結節点で開設するのが本ブランド。国際企業のトップが羽田空港を経由して他国に行く際に会議を開くなどといった利用方法が、関空でも確認できている」と語る。

 同社では、鉄道会社や航空会社と商談を進めており、「年内にあと4~5ヵ所を開設する見込み」(西岡氏)という。

1~数人規模の事務所に対応。壁を抜くことでもっと大きな規模の事務所にすることもできる
エントランスでは電話取り次ぎなどを行なう。スタッフは日・英2ヵ国語が堪能な人材を用意した


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