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江古田の複合開発でまちづくりイベント

 (独)都市再生機構(UR都市機構)、積水ハウス(株)、総合東京病院は、大規模複合開発「江古田の杜プロジェクト」(東京都中野区)で、まちづくりの一環としてイベントを開催する。

 同プロジェクトは、昭和40年代に建てられた国家公務員宿舎跡地(約4.4ha)に住宅、医療、保育施設等を開発する複合プロジェクト。UR都市機構が、2008年3月に同地を取得して以降、プロジェクトは進められてきた。「多世代により育まれる持続可能な地域をつくる」をコンセプトに、敷地を3つの街区に分け、分譲マンション、総合病院、子育てや高齢者向け賃貸マンション等のほか、コミュニティ拠点「リブインラボ」、学童クラブ、認可保育所を開発する計画。竣工は17年4月~18年8月。

 15年4月には、「江古田三丁目地区まちづくり協議会」を設立し、中野区の要望や都市マスタープラン等を踏まえ、「多世代子育て」と「防災」をテーマに、まちづくりを進めている。その一環で、7月2日、「イザ!カエルキャラバン! in 江古田の森」を開催。NPO法人プラス・アーツが運営する「イザ!カエルキャラバン!」は05年にスタートし、全国33都道府県で380ヵ所以上の場所で開催されているが、中野区での開催は、今回が初。地域の防災訓練プログラムと美術家の藤浩志氏が考案したおもちゃ交換会「かえっこバザール」を行なう予定。


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