小田急不動産（株）は6日、既存マンションの売り主向けに、ホームステージングサービスを開始した。
売却不動産を家具や装飾品で魅力的に演出し、買い主の内見時の印象を良くして、売却を円滑に進めるためのサービス。利用プランは、同社有資格者がインテリアブランド「unico」家具の設置を監修するプランと、「unico」コーディネーターが監修する（有料）の2種類。対象不動産は、同社営業エリア内のマンションで築15年以内、専有面積60平方メートル（壁芯）以上、かつ同社査定価格が4,000万円以上の空室住戸。
利用条件は、同社と専属専任媒介契約・専任媒介契約（媒介契約期間3ヵ月）した個人・法人で、当初媒介価格（売出価格）が同社査定価格の125％以内であることなど。家具の設置期間は最大3ヵ月としている。
また、買い主へは、モデルルームのように演出されている家具や調度品を優待価格で購入できる特典や、「unico」のコーディネーターからプラスアルファのアレンジを提供し、理想の住まいづくりをサポートする。
同社では、沿線エリアでの住み替え促進を重点課題と捉え、ストック住宅の利活用を推進しており、同サービスによって差別化を図っていく考え。