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フィリピンの分譲マンション事業に初参画

The Arton完成予想パース

 三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は24日、両社の共同出資会社を通じてフィリピン共和国の分譲住宅事業に参画すると発表した。同社グループ初となるフィリピンでの事業となる。

 プロジェクト名は「The Arton」。マニラ首都圏ケソン市の3つの名門大学や病院、高度研究機関等が立地するエリアの近接地で開発する。24階建て、28階建て、34階建ての3棟・1,706戸の住宅を開発する。空地率を約80%確保し、プール、ジム、屋内運動場などの共用施設を備えたマンションを建設する。

 MITSUI FUDOSAN(ASIA)PTE.LTD.(三井不動産アジア、シンガポール)と財閥系上場不動産会社であるRockwell Land Corporationとの共同事業として進める。総事業は総事業費86億フィリピンペソ(1ペソ=2.25円で約195億円)で、三井不動産グループは20%の事業シェア。

 2018年8月の着工、25年8月に全体竣工の予定。


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