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「日本一豊かな暮らしのデザイン」目指す

「さまざまな人々と一緒にトータルで
学び合いながら全体の最適化を行なう」
などと話す宮沢氏

 (株)アキュラホームが運営する工務店ネットワーク・ジャーブネットは24日、ホテルイースト21東京(東京都江東区)で「第18回目ジャーブネット全国大会」を開催した。

 大会に先立ち開催した記者発表会で同ネットワーク主宰の宮沢俊哉氏(アキュラホーム代表取締役社長)が、ジャーブネットの2016年度の実績と17年度の方針を説明した。

 16年度は、「木の住まいから、人と人、人と住むまちをつむぐ地域に根ざしたジャーブネット」を基本方針に、重点施策として「“住みごこち”“住みごたえ”“住みこなし”に加えて“住みつぐ”」という(1)3住み+1住みの推進、(2)家守り活動(永代家守り・暮らし守り・まち守り)の進化、ビルダー経営塾への注力など(3)ジャーブネットブランドの強化を図った。これらの結果、16年度の実績は、注文棟数6,006棟(アキュラホーム含む)、会員数249社となり、1社当たりの注文棟数は21.9棟(アキュラホーム除く)と、引き続き20棟以上を維持した。

 17年度は、「日本一の豊かな暮らしをデザインする、オンリーワンの集団へ」を基本方針に、重点施策として(1)豊かな暮らし提案を極める、(2)垣根を越えた連携を掲げた。

 宮沢氏は、「住まい・暮らしの価値観が大きく変わってきている。固定概念を取り払い、時代変化への対応が必要。1工務店、1企業ではなかなかできないことを、アキュラグループが核となりながら、ジャーブネットの皆さま、外部ブレーンの方々との間で垣根を越えた連携を始めている。建築家、一流職人である匠、大学の研究者、暮らしや住まいの専門家、家具・家電・エクステリア業界…さまざまな人々と一緒にトータルで学び合いながら全体の最適化を行ない、ジャーブネットのつながりもより強固なものにしていく」などと話した。

 全国大会では、優秀会員表彰の他、「人をつなぐ、豊かな住まいと暮らしを創る」をテーマに、芦原太郎建築事務所所長の芦原太郎氏による基調講演や、パネルディスカッション等も開催された。


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