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「暮らしのIoT」創造する企業連合を設立

 東京急行電鉄(株)は25日、業界を越えた新たなライフスタイルを実現するIoTを創造を目指す企業連合「コネクティッドホーム アライアンス」を設立すると発表した。 

 「コネクティッドホーム」とは、「暮らしのIoT」を指し、アメリカでは日常生活においての関連サービスの利用が増加している。日本でも、工場の効率化など産業界ではIoT導入が進んでいるものの、生活シーンにおいては各企業が個別に製品を開発している。
 同アライアンスでは、こうした現状を打破するために、人々の暮らしに密着した企業の多種多様な業界のリーディングカンパニーが集い、生活課題や社会課題を抽出し、業界や企業の垣根を越えたライフスタイルを革新する取り組みを行なっていく考え。

 定期研究会の開催やサービス開発に向けた実証実験など、産官学が一体となった技術研究・サービス開発を行なっていく他、定期でポートの発行や最新テクノロジー見学・研究ツアーで、技術やトレンドの情報を共有。ウェブサイトなどで発信することで、コネクティッドホームの認知・普及を促進していく。

 (株)ぐるなびや三菱地所グループ、(株)LIXILなど約30社が参画を予定。特別顧問として東京大学生活技術研究所教授の野城智也氏、デザインディレクターとしてフラワー・ロボティクス(株)代表の松井龍哉氏が就任する。


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