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既存M成約価格、前年同月比で15ヵ月連続プラス

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2017年6月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格・成約価格のデータを公表した。対象は、登録物件は新築戸建て9,814件、既存マンション859件、成約物件は新築戸建て1,889件、既存マンション768件。

 新築戸建ての登録価格は首都圏平均で1戸当たり3,449万円(前月比1.2%下落)と2ヵ月連続のマイナスとなった。前年同月比では0.2%下落した。
 成約価格の首都圏平均は3,503万円(同1.3%上昇)と再びプラスに。成約数が最も多い神奈川県で、高額物件の多い横浜・川崎市の成約が増加。平均価格の高い東京23区の下落をカバーする形となった。前年同月比は2.5%上昇し、20ヵ月連続のプラスとなった。
 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録物件が98.7(同1.2ポイント低下)、成約物件が98.9(同1.2ポイント低下)、登録物件を6ヵ月ぶりに上回った。

 一方、既存マンションの登録価格は1戸当たり2,672万円(同0.5%下落)となり、2ヵ月連続のマイナスに。前年同月比では1.1%上昇し、再びプラスとなった。
 成約価格は2,773万円(同2.2%下落)と下落し、再びマイナスに。前年同月比では8.7%上昇し15ヵ月連続のプラスとなった。23区が同18ヵ月連続で上昇しているほか、他エリアも上昇基調にあり、2ヵ月連続全エリアでの上昇となった。
 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録価格125.2(同0.7ポイント低下)、成約物件139.2(同3.2ポイント下落)と再び140を割り込んだものの、登録物件を16ヵ月連続で上回った。


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