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大阪Aグレードビル、初の空室率3%割れ

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は1日、2017年第2四半期末時点の大阪Aグレードビル空室率と賃料を発表した。

 空室率は、2.7%(前期比0.6ポイント低下)。前年同月と比べても1.1ポイント低下しており、08年第1四半期以来初めて3%を割り込んだ。堂島や御堂筋、中之島などの市場で空室が減少したことが要因。

 月額の坪当たり賃料(共益費込)は1万8,061円(同2.0%上昇)。12四半期連続の上昇となった。

 価格については、前期比5.5%上昇、前年同月比でも18.4%。賃料上昇の継続と投資利回りの収縮を背景に、上昇ペースが加速。投資利回りは2四半期連続で低下している。 


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