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ジャカルタ郊外で高層分譲M12棟を開発

「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」完成イメージ

 大和ハウス工業(株)は9日、(株)海外交通・都市開発事業支援機構とともに、2017年秋より、インドネシアの中堅ディベロッパーTRIVO社が進めるインドネシア・ジャカルタ南東部における複合都市開発事業「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」に参画すると発表した。インドネシアでの複合都市開発事業は同社初。

 開発地は、ジャカルタ中心部から南東へ約24km(車で約1時間)のシパユン地区に位置し、18年中に開通予定のLRT(ライトレール) 新駅「シラカス」駅に隣接。約12万平方メートル(予定)の敷地に、高層分譲マンション12棟(総住戸数約5,000戸)やショッピングモール、ホテル等を開発する計画。鉄筋コンクリート造、延床面積約64万平方メートル(予定)。

 第1~4フェーズで構成され、第1フェーズは17年11月に着工、第4フェーズ竣工は24年6月を予定。第1フェーズは、24階建ての分譲マンション4棟(総住戸数2,185戸・店舗付住宅79戸)の開発を予定しており、住戸プランは、スタジオタイプ~3ベッドルームタイプ(専有面積23~155平方メートル)を用意。また、入居者専用のプールやフィットネスルームなどの共用施設も設置する。

 なお、両社は「サウスイーストキャピタルプロジェクト(仮称)」の事業会社であるSAYANA社の株式60%をTRIVO社より取得し、プロジェクト名を「SAKURA GARDEN CITY(サクラ ガーデン シティ)」に変更。分譲マンションの販売を17年秋より順次開始する。大和ハウス工業の出資額は約40億円。


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